大根とかぶら



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〜冬には大根、かぶら〜

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Photo by (C)makiko http://www.fugawari.to
 寒い冬には体が温まるものが食べたくなります。
 おでんだったりお鍋だったり・・・。
 お鍋は寒い時季、献立に困るとよくしますが、簡単ですし野菜もたっぷりとれるところがいいですよね。冬によく使う野菜って何かしら?と考えたとき、大根、かぶらが思い浮かびます。
 
 大根は日本中どこでも栽培されていて、一年中スーパーに並んでいます。
 年中食べている野菜ではありますが、この時季の大根は水分も多くてやわらかく甘いなあ、と感じます。かぶらも春から夏に売られている小かぶらとは甘みがぜんぜんちがいますね。
 焼き魚に添える大根おろし、かつらむきにした大根を千切りにしたお刺身のつま、そばやうどんにのせてさっぱりと冷たい麺類をいただいたり・・・、と薬味として生のまま使われることが多いですが、寒い季節はほっくりと煮炊きのもで食べたくなります。
 大根そのもののおいしさを味わえるシンプルな料理に風呂吹き大根があります。
 
  「風呂吹き大根」

1、厚めの輪切りにした大根を米のとぎ汁で硬めにゆでます(米のとぎ汁でゆで
  ることで大根特有のにおいもとれますしあくもぬけます)
2、そのまま冷まして冷めたら大根の表面をきれいに洗います
3、下ゆでした大根をだしでコトコト弱火で炊きます ほんの少しのしょうゆと塩
  で味付 けします
 
 この大根にすり柚子を加えた甘味噌をかければほっとする一品になりますね。
 大根だけを使った含め煮もおいしいですが、このころ脂がのって旬をむかえる鰤と炊いた鰤大根や鯛かぶらなど、魚と野菜を炊いた料理は、真っ白の大根やかぶらが煮汁色に染まり、魚からでるうまみを十分に吸い込んだおいしい料理です。
 
 これらの料理を作るときも同じように下ゆでします。やわらかくなりすぎないように硬めに下ゆでし、魚と合わせ、仕上がりにちょうどよい硬さにもっていくのが少々むずかしいですが。
 魚と一緒に炊くときは、魚の臭みを取り除くために必ず霜降りをしてきれいな身にしてから使うことが大切です。また、かぶらは火が入りすぎるとぐずぐずにくずれてきておいしくないのでそこも注意する点ですね。
 Photo by (C)makiko http://www.fugawari.to
 
 すりおろしたかぶらを使った”かぶら蒸し”も冬の料理ですね。
 お料理屋さんですと甘ダイのかぶら蒸しがこの時季の定番料理ですが、家で作るなら甘ダイでなくても何か魚の切り身が残っていればそれを使ったり、銀杏や百合根をかぶで包んで野菜だけの蒸し物にしてもいいのでは?と思います。
 
   また、普段のお吸い物にすりおろして水気をきったかぶらを流して葛でとろみつければ冬のお吸い物になります。寒いときはあんを使ったお料理というのは体の芯から温まりますし、かぶらの風味と甘み、葛のやさしいとろみがたまりません。
   すりおろしたかぶらは、布でぎゅっと絞るのではなく、軽く自然に水気をきるのがいいです。せっかくのかぶのおいしさを逃がしすぎないためにも。
 
 やけどしそうなほど熱々のかぶらや大根の料理を、ふうふうと息をかけながら食べてほしいですね。
Photo by (C) Tomo.Yun http://www.yunphoto.net

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